ムーンライトながら終了

「夜行快速『ムーンライトながら』が運転終了」とのこと。
JR東海道本線の東京駅と大垣駅を結ぶ夜行列車が、ついになくなる。

自分としては…旅情かき立てられないわけでもないけれど、
JR１日乗り放題の「青春１８きっぷ」を使って格安（１人３千円未満！）で、
名古屋地区から日帰りで東京や大阪方面を巡るのに必須だった移動手段。
自分がよく利用したのは「ながら」ではない季節臨時列車の快速東京行きだったか。

上りの東京へは、当時あっちのレコード屋でしか手に入らないCDを買いに。
インテリア雑貨系の店も巡ったりした。早朝東京駅着、１７時普通列車で帰路。
2001年横浜アリーナで行われた屋内レイヴ「WIRE01」にもこれで行った。
下りの大垣へは、早朝に乗って当然日帰りで京都や大阪方面へ。
「大垣ダッシュ」も目の当たりにした（じつは米原発列車に座るほうが重要）。
レコード屋も巡ったし、普通に観光地にも行ったなあ。こっちは２０時帰路。

当時はインターネットはあったもののネットショップはまだ充実しておらず、
現地の店舗に行かないと見つからない買えないものがけっこうあった。
しかしそれも2000年代前半まで。それ以降はもうネットで買えるし、
少なくともショッピングで東京に行くことはなくなってしまった。

それにしたって、なくなると聞けば思い出す、
夜行快速のシートの固さとワクワク感で眠れないあの感じ。
明らかにホームレスだろっていうとんでもなく臭い人もいたな…。
あーやだ年取ると昔話多くなる。現状使う機会ないけれど１８きっぷは存続希望。


古い写真を引っ張り出してみる。

　
早朝に到着してガランとした東京駅構内と、レコ屋巡ってのCD収穫。