吸血蟲との闘い

昨夜のこと、眠りについてしばらくすると、指にかゆみが…。
そして近づく「プーン」という羽音…やって来たようですバンパイアフライ！
“蚊（モスキート）”という名の吸血蟲が、部屋に侵入している！！
日中は姿を見せなかったのに、やはり明かりを消して暗くなると、
どこからか人の生き血を吸いにうごめきだすのでしょう。

素早く明かりをつけて、ベッドに戻り仰向けに。精神集中…
来た！「パシッ！」標的めがけ柏手を打つも、仕留められず。逃したか…。
明るい部屋で一度しくじると、奴らは物影に隠れ、なかなか姿を現しません。
ベッドの上で胡座（あぐら）、聴覚に意識を集中させる…
ダメだ〜！明るいうちはもう出てこない！！

やむを得ず明かりを消して、ふたたび眠りにつく。
なんだか、腕や足、顔までかゆくなってきた。これはさらに刺されている模様。
チクショウ、数カ所はやられているなぁ…「プーン…」来た！！
「パチッ」と、右手で自分の横っ面に平手を打つ。
明かりをつけて手のひらを確認。ダメか〜、奴の骸はなし。
再度待つも、その後、吸血蟲は一向に姿を現さず…。

「ええい、ままよ〜！」とばかりに、もういい、寝る！
刺すなら刺せばいい、血が吸いたければ吸えばいいわ〜！
奴らの腹にも眼界があるだろう、ある程度の血液を摂ってしまえば、
もう刺すこともないだろうて。それにしても、今年は蚊が多いなぁ…。

案の定、朝起きた時点では、刺しあとは増えていなかったのでした。

そして−　今日の夜、家に帰ってきて部屋に入ると、来た〜昨夜の奴か？！
今度は明かりもついていて、自身もコンタクトレンズを着けているので
視覚が頼りになる！両目でしっかり距離を測り…「パン！！」チェストぉ〜！！
やった！両手を開き見ると、あっけなくつぶれた蚊とともに、べったりと血が…。
昨日の奴だ！復讐、成功！！今宵の平和は守られたのでありました〜（＾。＾；）！