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豊橋山歩き [旅行・登山]

天気がいいので、ふらっと山歩きに出かけましたー。

場所は、豊橋市街の東、浜名湖の西、
愛知県と静岡県の県境にある湖西連峰の一角、神石山。
その神石山を経由して、そのあたりの低い山々の尾根に
張り巡らされた「自然歩道」を、歩いて歩いて。

静岡県湖西市のJR新所原駅から出発。北へ歩いて登山口へ。
要所要所に案内板があるので迷うこともないし、低山だからすぐ登れます。
こっち(湖西市)から側だと、登山道に地元の小学生が作ったんだろう
埴輪みたいな人形が点々と置いてあって、道案内をしているかのよう。

梅田峠から寄り道、嵩山の展望台からは浜名湖が一望できました。

引き返して、「仏岩」といわれる岩や鉄塔を通り過ぎ、
ひとがんばり登ればもう神石山の山頂(324m)。
東南側が切り開かれていて、浜名湖や遠州灘まで見渡せます。
が、晴れていてもモヤっとしていて水平線ははっきりしなかった。
春夏はこうですね。空気が澄んでいれば富士山まで見えるらしい。

神石山山頂からは豊橋方面へ。自然歩道になっている稜線を進みます。

さすがに低山、平日でもけっこう人とすれ違います。
ひとり言なんかいおうもんなら、意外と人が接近していたりして
恥ずかしい思いをしますから要注意(^。^;)。

この季節だと生物も多いです。ハチとかブヨは多かったし、
ギラギラしていない地味なトカゲ、カナヘビもよく見かけました。
姿は見えませんでしたがウグイスの鳴き声はひっきりなく。
あとは、ヤマドリらしき鳥がバサバサって飛んで逃げていったのと、
意外とヘビのヤマカガシなんかは個人的には久しぶりに見ました。
ヤマカガシって、自分が子供のころは無毒だといわれていましたが、
じつは毒持ちなんですってねぇ。確かにあの色は毒々しい。

鉄塔やテレビ中継所を通り過ぎ、ここで寄り道、山を下って葦毛湿原へ。

葦毛湿原は、「ミニ尾瀬」っていわれているところみたいです。
このあたりの山は低いですが、わき水から沢ができていて、
その沢が北側のふもとに流れ出て、湿地帯を形成しています。
素人目で見れば、花は咲いていなかったし、そんなに感動もなく。
たぶん、貴重だろうし、植物好きにはたまらない場所なんだと思います。
近くにおいしそうなお店があったので、また行きたい(^。^;)。

下ってきた道と違う道から山の上に戻り、見晴らしのいい岩場で昼食。
新所原駅前のコンビニで買ったおにぎりをほおばる。節約節約。

すぐにお昼休憩も切り上げ、自然歩道を進み東山(松明峠)を経由、
下山、JR二川駅に到着して、これにて山歩きは終了ー。

ここからは、山歩きではないのでおまけなんですが、
二川といえば東海道の二川宿ですよ、せっかくなので本陣跡の資料館を
見にいきました…外からだけ!外からでも中の様子が少しうかがえて、
欧米の人たちが、着物を着付けてもらって写真を撮っていました。

ここで、時間もあったので、二川宿(二川駅)から
次の吉田宿(豊橋駅)まで、東海道を歩いてみようと思い立ちました!
地図を持っていないので、途中までしかない駅前の簡略地図の記憶を頼りに歩く。
東海道といってもアスファルトの普通の道なので、おもしろくはありません。
しかも、簡略地図の距離感がつかみ切れず、歩き過ぎて国道1号線近くの
東海道から大きく北へ外れ、多米街道(国道4号線)に出てしまい、遠回り。
コンビニで地図を見て気づいた…四角(□)の左上の角が吉田、
右下の角が二川、その2点をつなぐナナメ線が東海道だとしたら、
いつの間にか右辺を北上、上辺を歩いていたという状況。
まぁ、多米街道も東海道の吉田宿につながっていたし、
途中から豊橋名物(?)の路面電車の線路があったので、
それをたどって豊橋駅までも行き着きましたけど…。

なんだかんだで、今回も歩きまくって8時間くらい?
まぁ、好きでやってるんですけど…さすがに足が疲れました。

ということで、神石山周辺の山歩き、来た道を戻るのが好きではない、
しかもクルマに乗らない電車派の自分としては、なかなかよかったです。
低山ですが展望もあるし。老若男女みんなで楽しめるところだと思います!!

え?写真?ないんです。カメラ持っていったんですけど、
まさかの初失態、フィルムが入っていなかったー!!
いいさ、空気が澄んでいる季節にまた行って撮るさー。
つか、まだフィルムなんですよね…デジカメほしー(^。^;)。
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