SSブログ

岩村山歩きの旅 [旅行・登山]

5月末の日帰り登山から中1日開けて、
岐阜県恵那市の岩村でも山歩き。ピークは三森山。

JR中央本線の恵那駅から、これぞ“ザ・ローカル線”という明智鉄道に乗り換え
飯羽間駅で下車。自分しか降りなかった無人駅からはすぐに田園地帯に入る。

のどかな田園風景のはるか遠くに、微妙に3つ盛りの山があるような。
きっとあれが今回のメイン目的地である三森山。

このあたり(富田地区)は「日本一の農村景観」になったというだけあって、
のどかな田園風景が広がっているのだけれど、こちとらそこそこの田舎在住、
それほど物珍しくは感じませんが、でもまあなかなかの田舎ですよここは。

田園地帯の農道を通り、山の中へと入る舗装された林道を進むと岩村ダムに到着。
ここまで来たらもう山のふもと。登山口になっている鳥居から山歩き開始。

三森山は信仰の山らしく、登山道は参道だったのでしょう、
古い石仏が道案内のごとく一定間隔で迎えてくれて歴史を感じるも、
道は広めで歩きやすいけれど単調、登山としてはややおもしろみに欠けるかも。

山上には三森神社があり、その奥の見晴台からの農村風景は素晴らしく。
いい景色を眺めながらおにぎりをほおばりランチタイム。

頂上へはもう少し。奥の院や帝釈梵天のお社も巡りつつ、
最後の石仏第三十三番の分岐をちょちょっと登ったら三森山の頂上(1100m)。
奥三河方面への展望が開けるも、この日は晴れていてもやや雲が多くいまいち。

さて、来た道を戻るのは避けたい自分、頂上からはそのまま稜線を進んで水晶山を経由、
城山の岩村城址へと出る計画。ここからのほうが山歩きっぽくなってよかった。
程よいアップダウン、けっこう狭い尾根道も、樹林帯の中で恐怖感もなく。

ただ、これはやはり季節柄なのでしょう、ここでも虫が多くてうっとうしく。
「上からつーっと糸を垂らしてぶらさがっている小さいイモムシ」多すぎ。ハエも。
クモの巣にも何度かかったことか。もう途中から常に棒持って振り回して避けたくらい。
たぶんこの日は誰も歩いていなかったのね…まあいいことだけどさ。

展望のない水晶山(958m)を過ぎ、登山道を抜けたら城山へ、岩村城址が現れ。
ここは、「日本三大山城」に数えられていたっけ?城郭や屋敷こそないですが、
石垣などよく残っており見応えあり。戦国時代の武田と織田の争いとか
江戸時代の岩村藩の松平の治世まで…歴史好きにはタマランのでは。

そのまま下って岩村の古い町並みを散策、岩村駅から帰路へ。
岩村の町並みは城下町の雰囲気が感じられてなかなかいいですね。
柄にもなくおみやげに歴史モンのカステラ買ってしまった〜。

下山後にもお楽しみがあるってのがまたいいんですよねえ。
およそ6時間、充実した山歩きの旅となりました。


写真いくよー(多い!!)。

mitsumori1.jpg
田園風景の先(写真中央)に三森山を確認。

mitsumori2.jpg
橋の上から不動滝。

mitsumori3.jpg
岩村ダム。

mitsumori4.jpg
三森神社の鳥居が三森山登山口。

mitsumori5.jpg mitsumori6.jpg
石仏が道案内をする登山道を進む。    山上、三森神社入口の鳥居。

mitsumori7.jpg
三森神社。

mitsumori8.jpg
見晴台からの農村風景。

mitsumori9.jpg
奥の院。

mitsumori10.jpg
山中この花がよく咲いていた(ヤマツツジ?テキトー発言)。

mitsumori11.jpg
道案内最後の石仏第三十三番。

mitsumori12.jpg
帝釈梵天のお社。

mitsumori13.jpg
三森山頂上。

mitsumori14.jpg
山頂から奥三河方面の山々。

mitsumori15.jpg
狭い尾根道から下を。

mitsumori16.jpg
時折展望が開けて。

mitsumori17.jpg
水晶山頂上。

mitsumori18.jpg
岩村城址の石垣。

mitsumori19.jpg
山城なので城下一望だったでしょう。

mitsumori20.jpg
よく残ってます。

mitsumori21.jpg
六段壁かっこいい。

mitsumori22.jpg
振り返り城へと上る道。

mitsumori23.jpg mitsumori24.jpg
雰囲気ある古い町並み。 おまけ。最近見かける新手の「飛び出し坊や」はプーさん型。
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。