もともとオリンピックにあまり興味がないのもあって、
あーっという間に終わった感もある、北京オリンピック。

いろいろニュースも飛び出しましたが、“スポーツ”のカテゴリーですから、
ここでは言及しないでおきます。よくも悪くも、中国らしかったなぁと。

スポーツなど競技を見て、よく、「勇気をもらいました!」とか聞くけれど、
自分はそんなふうには思えなくて…よくも悪くも、期待していないんです。
そりゃあオリンピックでのメダル獲得はすごいとは思うけれど、
それで自分が過度に喜んだりうれしがったりすることはないなぁ。
逆に負けてしまったときも、極端に落胆するようなことはない。
ただとにかく、すごいことに「すごい!」って、思うだけで。

いや、でも、ほんと、すごいのはすごいと思うんですよ。
競技別に、日本で印象に残ったのは…

まずは水泳の北島。オリンピックに調子を合わせてくるあたり、さすがです。
つか、オリンピックレベルの選手たちのタイム、みんな超すごいです!!
少しだけ水泳をかじったことがあるので、多少なりとも実感があるのですが、
自分の自由形は選手レベルの平泳ぎにかないません(^。^;)。

柔道の石井。金メダル獲得はすごいですが、それよかこの人、いいキャラしてますね!
柔道界にいてもその個性は抑えられるばかりでしょうから、小川道場にでも入って、
プロレスなど格闘技への転向を期待したいところですね〜。

ソフトボール。実力は拮抗していたのだろうけれど、最後、アメリカに勝って
念願の金メダルを獲得した日本チームには、少しばかり心動かされました。
通常、自国の選手に肩入れし過ぎた実況や解説には嫌悪感を持つ自分ではありますが、
テレビの解説の宇津木妙子さん、「よしっ!」とか「そうだっ!」とかばかりで、
解説になっていなかったけれど、あれは仲間意識からなのでしょう、好感持ちました。

そう、ソフトボールがそうだったように、スポーツは“番狂わせ”がおもしろい!
番狂わせであれば勝つのはどこの国でもいい。いや、強いていえば大国じゃあなく、
少数しか選手を送り出していないような国の人が勝つとうれしくなっちゃいます。

そして、どうしても、野球。個人的には番狂わせを期待したいところでしたが、
ある意味予想通りとなってしまいました。いろいろいわれていますが、
星野さんに期待したのであれば、あの選手起用は想定しておかないと。
星野監督は中日の監督時代からああいうところがあるんです。
リスクもあるが、意気に感じた選手がノっていけば万事うまくいく。
ドラファンの自分としては嫌いではないけれど、でもやっぱり、
自分は落合派だな〜。落合さんやノムさんの理論を支持!!

そんなこんなで、オリンピック、「もっと国を挙げて戦わないとダメだ!」
という意見もあるようですが、そういうのはやりたい国にやらせておけばいいことで、
選手個人ががんばって、選手個人がよろこんだり悔しがったり、それでいいと思います。
選手個人以上に、国家国民レベルでメダルを期待するのはどうかなぁって。
国別メダルの獲得数なんて、お金をかけた国ほど多いものなんです。
そうじゃない国の選手がメダルを獲得することのほうがかっこいい。
そもそも、メダルがすべてではないはず!そう思いまーす。