また水晶山!?いいえ、それは“水晶山違い”ってもんです。
岐阜県瑞浪市にある竜吟の滝と水晶山に行って来たのですよ。

この日は前日に聞いた天気予報が「曇り」だったのもあって、
やめておきたい気持ちに傾いていたせいか目覚ましアラーム突破され11時半起床、
しかし外を見たら夏の青空広がっておりもったいなく思い、
夏なら滝見、この時間から行けそうなのは…というチョイス。
竜吟の滝は10年以上前に滝だけ見に行ったことがあり、
その当時は興味のなかった山についても何かで知っていて。

JRを乗り継いで中央本線の釜戸駅に着いたのがもう15時前。
竜吟の滝の入口まで、自分の記憶の距離感が間違っており右往左往タイムロス。
国道沿いの「ドラゴン21」とかいうでっかいモニュメントを見つけたら、
案内板もあるし迷うことはなく。しかし暑いな〜。

駅から近いのがここのいいところ。すぐ見応えのある滝が現われ、涼しげ。
竜吟の滝には七つの滝があり、渓谷沿いの滝見のコースを上がっていくのは
涼しげとはいっても夏はやっぱり暑く汗だく。滝は上に行くほど小さく(^。^;)。

滝の上にある竜吟湖まで行ったらいよいよ水晶山へ。
コースは滝からも含めて全般整備されており、山登りとしてはおもしろみに欠けますが、
距離も短く誰でも登れて、滝とセットでいい感じ。あずまやのある頂上(459m)から
『パノラマ展望台』の標識に従い少し奥に入ると、岩場からの眺めは思ったよりもよく。
16時過ぎ、遅い昼食はおにぎりとおでん缶。夏なら常温おでん手軽でアリですね!
そうそう、周回コースを下山途中、水晶山というくらいなのでザレっとしたところを
軽く探してみたんですけど、水晶は見つけられませんでした。

ところで、釜戸駅から竜銀の滝へは昔の街道の名残が感じられる道を歩くのですが、
前に来たときにあった、駅近くの食料品店兼駄菓子屋みたいなのがなくなっており、
ここなんじゃないかという場所には看板もシャッターも下ろしたコンビニ跡が。
時代の変遷というかなんというか、しようがないのだけれど、寂しいものですね。

さらに余談、この日は行くときも帰るときも電車が遅れていて、
特に帰路では大幅な遅延、めったに乗らない名鉄を使ったりして
待つストレスを軽減しつつなんとか帰り着いたのですが、2時間はロス。
滝見&山歩きの2時間よりもこっちのほうがよっぽど疲れたという…。


このネタ同様写真もお手軽に。

 
「ドラゴン21」という巨大なモニュメント。 これはドラゴンの卵らしい。

 
卵の穴をのぞくと子ドラゴンがうなりピカッと。 一の滝(男滝・不動滝)。


二の滝(女滝)。見応えあるのはここまで。

 
三の滝。ここからは滝といっても小さく… えびす滝。うーん。


あんま滝。“あんま”にちょうどいい落差?

 
地をはっていますがそう見えなくもない昇竜滝。 梵天滝。これで竜吟の滝全七つ。


竜吟湖は人造湖で特に感慨もなく。上流がこれかと思うと滝のありがたみが薄れる。


頂上奥の岩場から、雲のかかった存在感あるあのお姿は恵那山でしょうか。


岩場から釜戸町を見下ろす。奥に見えるのは屏風山でしょうか。


「冷してもおいしく」なんてあったものだからお言葉に甘えておでん缶を昼食に。
こういうのは残りつゆが問題なのだけどそれほど多くなく飲み干しましたよ塩分補給。

 
一応頂上標識。 今回のコース、下から来て太線を時計回りにぐるっと周回しました。