梅雨…なのか?あまり雨降らないのだけど。
まあいいや、やれるときにやっておけ、ということで山へ。
ちょうどこの時期にしかできないネタを温めていたもので。

豊橋の神石山に行って…と思っていたのですが、
電車賃ケチって新所原ではなくJR二川駅で降りる。帰りは葦毛湿原へ下る予定。
そうなると神石山まで行くと往復しなきゃいけなくなる…結果、そこまでは行かず。

この日は6月16日(月)、日も長いし訳もあって夕方17時過ぎ入山。
皆がいろいろ帰ってくる時間に出かけて山に分け入るというのは、
わずかながらの背徳感もあってなんだかワクワクします(^。^;)。

二川駅前から北へ、道標に従いコンビニ横を上がりお墓を横切り伊寶石神社から
「二川自然歩道」となっている山道に入る。そのまま道なりに東山(松明峠)を
経由していくつもりだったけれど、まだ入ったことのない道を行きたくなって、
二股の分かれ道で尾根を外れ右へ。それでも左手上には尾根を感じられ、
下りもしないので安心して歩き進んだら、東山をすっ飛ばして尾根道に合流。
夕方で暑さも和らぐなか、ウグイスやホトトギスの鳴き声を聞きながら悠々と、
アップダウンもなくかなり楽できた。有志の方々が付けたサブルートでしょうか。
一部樹木が除かれ展望あり、丸太のベンチもあったり、手入れされているようで。

お気に入りの名もないピークで景色を眺めつつ小休憩。
18時ですが、おやつにコンビニで買ってきたスイーツを食べたり。
たまに甘いもの摂りたくなるんですよねー。夏場に要冷蔵の生菓子持って登るのは
どうかとも思いましたが、1時間くらいだし。暑くない季節なら大いにアリ!!
と、後方から地元の方らしいおじさんがやって来て、話し込んだり。

その後、おじさんが「行って戻ってくる」といっていたテレビ中継所のあるピークへ。
『二川TV中継所 306m』の標識、電波を山越えさせるための施設があるのだけど、
こういう人工物がある場所をあまり好まない自分は、展望はあっても今までここを
通過点としか考えていなかったのですが、なんか、お花畑があったりベンチがあったり、
机に書き込みノートなんかもあったりして、年々“ガーデン化”しているような。
地元の方を中心にでしょうか、ここに愛着を持っていらっしゃる方々もあるのですね。
ちょっと愛おしく思えて、さっきのおじさんに教えてもらい自分もノートにカキコミ。

あとから調べてわかったのですが、テレビ中継所のあるここが、
雲谷山(うのやさん)といわれているそうなのです。確かに住所も雲谷町。
タイトル見ただけでどこかわかった人、地元の人か相当詳しい人でしょう!!

目と鼻の先に座談山が見えますが、往復する理由も見つからなかったのでやーめた。
18時半、来た道を少し戻って葦毛湿原へ下る。日も下る。

さて、ここからがこの日のネタの本当の目的、「夜歩く」。
葦毛湿原からさらに北へ、内山川水域で見られるというホタルを見に!!
『ゆめの子幼稚園』という夢見がちなネーミングの幼稚園のあたりですね。
なんかもう、いい大人が何人も暗がりでうろうろしているからすぐわかった(^。^;)。
暗くなってきた19時半過ぎから、数は少ないですがホタルが光るのを確認できた!!
養殖感はなく自然な感じ。普通の川で普通にホタルが見られる。いいこと。

20時過ぎにホタル観賞も切り上げ、バスと路面電車で帰路に着き。
夜遅くまで帰る足があるのもここのいいところ。神石山とその周辺の山々と地域、
そんなに近いわけではありませんがアクセス良好で、“準ホーム”と感じています。


写真あるにー(東三河弁)。

 
伊寶石神社のところを入っていきます。  山中ササユリがよく咲いていて。


尾根から南側の展望。この日は「モヤモヤさまぁ〜」でした。


名もないピークから北側を。露岩があるのがよくて。


夕方におやつ、「ベリー&ベリークレープ」を。

 
「豊橋自然歩道」になっている尾根をゆく。テレビ中継所のあるピーク(雲谷山)に
「一期一会BOX」なるものがあり、中にはノートにペン、写真アルバムも。


浜名湖方面を望むもやっぱりモヤモヤさまぁ〜。

 
ここにもササユリが。          お隣にはオカトラノオが群生。

 
日は落ちてゆきます。          葦毛湿原にてノハナショウブ。


関係ないけど薄暗がりでネコ〜。このあとホタルを見に内山川へ。
ホタルの写真?すみません、弱小コンデジには無理ってもんです(^。^;)。