先日も少しブログの記事で触れましたが、
ウチの現役“古Mac”(Power Macintosh 7200/90)に
数年前に増設した、内蔵ハードディスクの調子がどうにも悪い。

ネットなどでいろいろ調査した結果、物理的にダメなっていると判断。
完全にお逝きになられたわけではないけれど、一部領域で読み込み書き込みが
できなかったり止まったりするのは大問題。これはもう交換するしかありません。

しかし、10年前のMacのハードディスクの接続は“SCSI”。
なおかつ、自分が欲しかったのは別途汎用フォーマッタのいらない
Apple純正のハードディスクで、そうなるともう中古でだって見つからず。

こうなったら、中古Macから部品取りだ〜!
ショップで、内蔵ハードディスク目的で中古Macを探す。
1997年発売のPower Macintosh 7600/200を見つけ、3,980円で購入。
ついでに内蔵電池も買って、配送料も含めて6千円ちょっとの出費。

7600/200の内蔵ハードディスクは2GB。今の基準で見ると少ないですね!
でも、調子の悪いハードディスクと同じ容量だし、こちらの環境ならこれで十分。
関係ないけど、この機種、CPU交換不可の7200ユーザーには特にあこがれだった
PowerPC 604が載っています。当時は30万円弱はしただろうに…
時代の移り変わりを感じずにはいられません(^。^;)。

じつは部品取りは初体験。ちゃんとやれるか、
ハードディスクは問題なく動くか、不安もありましたが、
SCSIのID設定も当時の雑誌の記事を見てすぐできたし、内蔵電池も無事に交換。
ハードディスクを外して交換する際、スペースが狭くてSCSIケーブルと
電源ケーブルの着脱にちょっと難航したけれど、なんとかなりました。

が、プラスチック部品の劣化はどうにもならなかったです。
ロック機構のツメの部分とか、思いがけず力がかかってしまうとすぐ割れる!
7200と7600は同じ筐体なので、部品を取り替えて事なきを得ました〜。

交換取り付け作業を済ませたら、あとは動作確認。
Mac起動…よし、交換したハードディスクも普通に認識します。
“ドライブ設定”でパーティションの割り振りをしつつ初期化。
7200に最初から内蔵されているハードディスク(今はバックアップ用)から
システムフォルダやアプリケーションなどファイルをコピー。
それから“ノートン先生”でチェック。起動…問題なし!!

と、ハードディスク交換、無事完了したのでありました〜。
増設ハードディスクは同じApple純正でも、メーカーはSeagate(シーゲイト)から
Quantum(クアンタム)のものに。交換したハードディスクのほうが静かだなぁ…
当時の雑誌には「シーゲイトのドライブは音が静かで…」ってあったのに!

しかし、しょせんはオールドMac。これは延命措置です。
「ハードディスクは消耗品」とも聞きます。またいつハードディスクが逝くか…。
そんな不安感から、次の一手も。もうひとつ、サードパーティー製の
内蔵SCSIハードディスクとフォーマットソフトを手配しています!
それと、対応するCD-Rドライブとライティングソフトも探し中。
もちろん中古ですよ。でもこれがなかなかないんですよねぇ。

もう、中古品でもないんだから、純正品にこだわっている場合ではない〜。
また適当な中古Macごと買ってしまえばSCSIのApple純正ハードディスクは
手に入るけれど、ハードディスクを抜いて残った本体をどうするかが問題です。
いらなきゃ粗大ゴミ。ジャンク品としてでも、こんなの欲しい人いるのかな…。

そして、こんな“はぐれMac”な記事わかる人いるのかな…(^。^;)。