最近、酒気帯び運転、いわゆる飲酒運転が問題になっていますが、
その飲酒運転問題で売れる…アルコールチェッカー!!

そう、飲酒運転問題を受けて、今、売れまくっているのが
息を吹きかけると呼気中のアルコール濃度を測定できる機器、
“アルコールチェッカー”なんですよ…。どこも売り切れ状態。

こういった商品のパッケージには、
「この商品は飲酒運転の可否を判断するものではありません。」
「この商品は飲酒運転にて検挙されるか否かを判定する装置ではありません。」
「この商品を使用したが検挙された等の苦情は一切受け付けません。」
というような記載があるのですが、飲酒運転が問題になっている今、売れています。

これが何を意味するかといえば、あれだけ飲酒運転での交通事故、
いや、殺傷事件が問題となっているのに、それでもお酒を飲んでから
クルマを運転しようという人がたくさんいるということです!

子供でも知っていますよ、「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」という標語。
簡単なことですよね。お酒を飲んだらクルマに乗らなければいい。
クルマに乗るんだったら、お酒を飲まなければいい。

そうであれば、アルコールチェッカーなんて必要ないはずです。
それにもかかわらず、アルコールチェッカーを買う人がものすごく多い。
つまり、お酒を飲んでから、アルコールチェッカーで数値をチェック、
法的に問題ない数値だったら運転する…そんな人が多いということです。

ほんとにもう、世の中には、免許の有無は関係なく、
クルマを運転する資格のない人が平気でクルマに乗っています!
基本的にはクルマって、人の手には負えないものだと思うんです。
人力では動かせないし止められない。ぶつかったら人は痛いし、
痛いどころか死傷します。そういうことを考えないでお気楽に
乗っている人が多い。マナーの悪いドライバーが多すぎます。

しかも、いざ人身事故を起こしたら、混乱してしまうのか、
その責任から逃れようとする人も多い。“ひき逃げ”ってやつですね。
責任がとれないのなら、そんな人はクルマに乗ってはいけません!
クルマを運転するということが、どれだけ危険をはらんでいることか、
ドライバーにはよくよく理解しておいてほしいものです。

当然、業務等で使用が義務化されているような方ならまだしも、
最近になって軽い気持ちでアルコールチェッカーを買い求めた人!
そんな人はクルマを運転する資格なんてありませんよ!!
ちょっと毒舌になっちゃいますが、そういう人は捕まってください!
他人に迷惑がかからないような事故なら起こしてもらってけっこう!
でも、他人に迷惑がかからないような事故っていうのはあり得ないから、
事故は起こしちゃいけません(^。^;)。運転、気をつけてください!!