またまた東北シリーズ宮城編、今回は宮城県南部に位置する白石市の鎌先温泉に。

鎌先温泉は山間に旅館4軒と公共施設が交番だけという小さな温泉地ですが、
600年の歴史があり昔から「傷に鎌先」と湯治場として親しまれた奥羽の薬湯。
鎌の先で突いたら温泉が湧き出たから「鎌先」と名付けられたらしい。

泊まったのは一番古くからあるという温泉旅館『湯主一條』。
一條さんの歴史と温泉もさることながら、ここは料理がすごいなんせレベルが高い!
旅館の食事は大抵どこもぜいたくなものですが、ここのはちょっとレべチです。
まあ普段質素な食生活送ってる人間が追加料金で料理アップグレードしたから
よりそう感じただけかもしれませんが…一応ミシュランガイド3つ星+らしい。

翌日は白石市街を観光。白石城の城下町は昭和の面持ち寂れ感。
次回以降は温泉旅館だけでもいいかなーと思いました。


撮影目的じゃないんでテキトーなのが多いですが写真。


白石駅。少し離れたところに新幹線の白石蔵王駅もあるしもっと街だと思ってた。


いきなり飛んで一條旅館の夕食まずは前菜を。オサレ〜。


山あいの旅館で鉄刺(てっさ)をいただくぜいたくよ。


選べる焼物は仙台黒毛和牛ヒレステーキではなくさわら仙台芹挟み焼と添え物に。


椀物や選べる鍋物ふぐちりとか諸々飛ばしちゃってますが、しめに塩昆布茶漬け。


デザートに苺クレープ包みアングレーズソース掛けって何?とにかく美味。
夕食は豪華だが量ちょうどよく食べ放題などでは得られない腹八分の満足感。


朝食も何というか美しい。白石名物の温麺(うーめん)もいただけました。


朝のデザートもオサレ〜。


個室食事処になっていた昭和初期建築の本館の佇まいが素敵だったのに
帰り際のこれしか写真撮ってなかった…。


白石市街地にあった古い建物、見学した壽丸屋敷は豪商の渡辺家のものだったそう。


庭先に目つきの悪い茶トラが。


白石城の野面積み石垣には昨日の雪が。白石城は伊達家の重臣片倉家の居城。
片倉景綱はゲーム「信長の野望」シリーズでも有能だったなあ。


本丸御殿跡の広場から天守閣。きれいに復元されてますが御殿ないと寂しいものある。


場内展示の伊達と片倉と真田のレプリカ甲冑。信繁の遺児かくまった縁で真田も推し。
それと地元小学生の白石城ほのぼの絵画展も愉しめました。


天守から白石市街地を望む。このあと片倉家中武家屋敷(旧小関家)にも行った。


『甘味堂くさかもちや』さんで遅めのランチ。ここくつろげてよかった。