そう、2006年12月と2007年1月とで「1」と「2」が発売されました…
ついに、『機動戦士ガンダム』の「DVD-BOX」が出たんですよね〜!
これはもう、ガンダム好きなら買わずにはいられませんよね!

もちろん自分もご多分に漏れず、予約購入していますよ〜。
ガンダムのフィギュア付き。でもフィギュアには興味ありません。
箱すら開けていない(^。^;)。かといって、映像を見たかったのかといえば、
再放送をさんざん見ているので、話の内容はほとんど覚えています。
じゃあ買う必要ないじゃん(^。^;)。でもね、DVDの劣化しない映像で、
いつでもあの場面この場面が見られるというのが、いいんです!

全編、ひととおり見てみました。いやぁ、やっぱりいいですねぇ!
内容については、もう語り尽くされているほど語られているかと思うので、
ここでは詳しくは語りませんが、やはり、リアリティのある世界観、
戦争の描写、悲しい現実、登場人物の細かな設定やしぐさ、
メカのデザインも音楽も、ほんと、大好きです。

メカについて特筆すると、ジオン軍のデザインは本当にいいですね!
機能美や遊び心も感じられ、個人的にはテクノ的なものまで感じてしまいます。
それでも、子供のころはガンダムのコア・ファイターの構造なんかをかっこいいと
思っていたんですよ(さすがに子供感覚)。なのに、持っていたプラモデルは…
シャア専用ザクやズゴックはまだしも、ムサイ、ガウ、ドム、アッガイ…
テクノ好きの素養はあったんじゃないかと思われます(^。^;)。

あ〜ちなみに自分、ガンダム再放送世代なので、
テクノも、クラフトワークやYMOをリアルタイムでは体験していません。

そして、これも「もちろん」ですね、シャア・アズナブルのかっこよさといったら!
その言動すべてが好きですが、「私はモビルスーツに乗っても必ず帰ってくる主義だ。
死にたくない一心でな。だから戦闘服だのノーマルスーツなどは着ないのだよ」…
このセリフが一番好きです!自分もこの言葉を胸に、やってみることもあるけれど、
やり遂げられたり、失敗したり。凡人っぷりを思い知らされます(^。^;)。

さて、個人的に印象の強い話を挙げてみると…

「ジオンの脅威」…ランバ・ラルの乗る新型、グフの仁王立ちのかっこよさ!
ギレン・ザビの演説に、シャアの名言「坊やだからさ」も(^。^;)。

「ククルス・ドアンの島」…設定上は敵の軍の脱走兵が、子供たちを守り育てていて、
ザク同士の戦いでも、戦争に正義も悪もないことを思い知らされる。泣けます!

「激闘は憎しみ深く」…ハモン率いる仇討ちゲリラ部隊の特攻とリュウの死。泣けます!

「大西洋、血に染めて」…大西洋上空、自ら発射したミサイルの噴射に吹き飛ばされ、
誰にも知られず死んでゆく女スパイ、ミハル。泣けます!

「恐怖!機動ビグ・ザム」…「悲しいけど、これ戦争なのよね」。
特攻するビグ・ザムの圧倒的な強さと異様なデザインのかっこよさ!
ドズル・ザビの妻子や兵士に対する優しさと、敵に対しての意地。
スレッガーとミライのやりとり、スレッガーの死。泣けます!

「ニュータイプ、シャリア・ブル」…権力的なしがらみの中で
うまく振る舞えない実直な男、シャリア・ブルがお気に入り(^。^;)。
木星帰りの神秘性も手伝って。“Z”の「木星帰りの男」とは対照的。

「宇宙要塞ア・バオア・クー」…ギレンの演説、「あえて言おう、カスであると」!
ザビ家の権力闘争、未完成で足のないジオングを前にしたシャアと技術士官のやりとり、
「あんなの飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ」など、見どころいっぱい。
大量のモビルスーツが投入され、学徒兵もいたりして、ほんと、これ、戦争なのよね。

以上、大人心をくすぐる設定と、「泣けます!」が多いですね(^。^;)。

1stガンダムを見ると、またZガンダムが見たくなるんだよなぁ。
まぁ、DVDは持っているから、いつでも見ることはできるんだけれど…。
たぶんスポンサー的にも“子供向け”じゃなくてよくなったZのほうが、
戦争ドラマが強化されていて好きです!その代わり、子供のころに
リアルタイムでちょっと見たときは、よくわかりませんでしたが〜。