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四畳半神話大系 [マンガ・アニメ]

またフジの深夜アニメ枠でいいのやっていたんですよね、
初回偶然見てもっていかれたー、『四畳半神話大系』。

こういう、決してメインストリートではない、裏道をゆく人の話
(それもほとんど引きこもりがちな「私」の妄想なのだけれど)は
どうしても共感できてしまうわけで(^。^;)。

終わり方も控えめなハッピーエンドで好感。
「書を捨てよ町へ出よう」、「とにかく出ろ」って、いわれている感じがした。

まあ自分はほとんど本を読まないんですが。小説が原作ですか。
くどいほどに文語体の「私」の語りにそれを感じたし、いいとも思った。
小説も捨てたもんじゃないですね。捨てるほど本を持ち合せてはいないけれど。
ヘタにドラマ化するよりアニメのほうがアーティスティックになっていいです。

それよりも何よりも、この作品にハマったきっけかけはそう、
エンディングテーマ。あの電子音、ピーンときた(^。^;)。

いしわたり淳治&砂原良徳+やくしまるえつこ…納得。

砂原氏は元電気グルーヴのメンバー(「まりん」と呼ばれていた)で、
ただ個人的には完全に卓球派、まりんの曲をいいと思うことはあまりなかった。
インテリジェンスで、YMOからの正統なテクノの継承者という印象だった。
でも、これはいいじゃないですか。これをいいと思える年代になったのか、
“胸キュン”サウンドでやられた(^。^;)。そうそう砂原氏といえば、
昔『カルトQ』というクイズ番組でYMOの回のときに解答者として出場、
そのうえ優勝までしてしまうという経歴もあったっけ。

いしわたり氏は元スーパーカーの人ですか。いいですね歌詞。
スーパーカーというユニットにはちょっと思い出がありまして、
当時から音楽といえば頭の中はほぼテクノでいっぱいだった自分は、
それまであまり変哲のないバンドサウンドに思えたスーパーカーが
テクノサウンドを扱い始めてしかも映画やCMで流れているのが気になって、
知人にCDを2作品ほど借りて聴いたら、その変わりっぷりにびっくり。
自分はもちろんいいと思ったのだけれど、これだけ変わっちゃったら
以前のファンはついてこれるのか?と思うくらい、印象的だった。

歌っているやくしまるえつこさんは相対性理論の人。
NHKでやってる『爆笑問題のニッポンの教養』で坂本龍一氏が出ていたときに、
「テレ東」って曲を紹介していたような気がする。あれよかったよ。
ユニット名もそそられる。あまり知らないけれど、声がよいです。

というわけで、「神様のいうとおり」、とにかくいいのです。
久々にシングルCDを買ってしまっているくらいに。

そしてあーまただ、“マンガ・アニメ”のカテゴリーにしているのに、
これもうほとんど“音楽”の話になってるじゃん…(^。^;)。


それでは最後に、「エンディング」をどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=P8uVeSuYjfs

追記、こっちは砂原氏の公式でフル。
https://www.youtube.com/watch?v=fvFO4eLp7oc




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