最近また、“いじめ”が問題になっていますね。
以前にも似たようなことをブログの記事にした記憶がありますが、
もう一回、いじめについて思うことを記しておきます。

昔っから、「いじめで自殺」だとか、ニュースになって、問題になりますが、
一向になくなる気配がありません。それはなぜか?

悲しいけれど、いじめは社会性のある動物の本能的なものだからです。
子供は大人よりも本能的だから、ある意味残酷に他者を傷つけます。
学校でのいじめが問題になるというのは、もっともなことなのです。

「いじめは本能的なものだからなくならない」。これは真実ですが、
それでは人間社会は成り立たないと思うので、やはり防止策は必要でしょう。

どうやって?“教育”と“罰則”で抑えていくしかないと思います。
からかうこともいじめにつながるということ、人はナイフで刺さなくても、
直接手を使わずとも、言葉だけで死に至らしめることもできるということ、
そうして精神的な傷を負わせ、相手を死なせてしまうのは、
法的にはそこまで責任を問えなくとも殺人罪と同等だということ、
そしてすべては、「他者を傷つけてはいけない」ということを、
子供に教えていってほしいです。もちろん、大人にもね…。
誰が?親が、学校が、この社会が〜。

それでもいじめをする人たちへ。本人はいじめをしている感覚が
ないのかもしれませんが、自分が、「刺し違えても」というような、
同じ目にあう覚悟があるのなら、死ぬ覚悟があるのなら、何もいうことはありません。
けれど、いじめをしている人たちは、集団で1人あるいは少数の弱者を攻撃する、
ひとりでは何もできない真の弱者でしょうから、そんな覚悟があって
いじめをしている(からかっている)人はいないと思います。

もし、自身のいじめで自殺者が出てしまったのなら、
一生その罪を背負って生きていってほしい。絶対に忘れないでほしい。
でも…世の中には平然と、身に覚えのない、罪の意識のない
過去のいじめの加害者が生きているんだろうな…。